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金土日と何をしていたかというと、えーと、なんだ。金曜日はperfect popに行って、そのまま土曜の夜まで高円寺でウダウダしていた。そのウダウダチームのひとりにスウェーデンからの留学生が混ざっていた。「prefab sproutはやっぱりスティーブマックイーンが好きだな」「いや1stのほうが」とか「これloveっぽいねえ」「あー、あのペイルファウンテンズがすごい影響受けたという60年代サイケバンド」とかそういう会話を成立させるような日本語の堪能さと日本人的音楽趣味。まだ来日して半年だという。日本語勉強用の書き取りノートを見せてもらったのだけどすごかった。「宝玉」とかいつ使うんかと問いたくなるような日本語も手間を厭わずドンドンかいていた。「三権分立の意味がわかんない」いうので説明してみたり。とにかくもう日本人か、いうくらい日本に慣れていた。彼がもし偽ガイジンだとするとデーブスペクターの地位も危ういんでないかと。
日曜は、えーと、球体関節人形展を見物に。井桁裕子て人の作品はあからさまにアレでアレだった。大山デブ子みたいなんとかも。一番印象に残ったのは四谷シモンの人形の球体関節の部分から木工用ボンドが少しはみ出ていたことと、ハンスベルメールは写真が2枚ポロリとあるだけということだった。脚が二組くっついたあのよく見るやつ。あと渋谷に移動しておでんで熱燗あおって軽くクダ巻いてレコードパトロールして終了。
そうそう、球体関節人形展にはゴスっ娘がワラワラいるんだろなおもってたけどいなかった。普通にきれいな姉さんとかがウロウロしていた。渋谷で「坊主＋ヒゲのおっさん＆ゴスっ娘」いう組み合わせで手つないであるいている二人がいた。