「禍福はあざなえる縄の如し」などというけどあれはうそです。ほぐせば「禍」と「福」に一本ずつ分かれるのかというとそうではない。すべての事象は何らかのかたちで一本につながりがあっておるのです。時間が経てば「禍」が「福」に転化したり、また逆もありで、そのあたりはものの見方や価値の転換でどうにでもなります。「塞翁が馬」が正しい。風化ではなくて転化ですよ。そのときが訪れるまで美味いもん食ったり奇麗なもんみたりエロいこと考えたりして適当にやり過ごすのがいいと思います。と提案。