今日はやらないといけないことを早々と切り上げ何をしていたかというと、近所の漫画喫茶に行っていた。カップル席のソファーにひとりで座って「グラップラー刃牙」とか読んでいた。5時間も。はじめて刃牙(格闘まんが)いう漫画を1巻から通して読んだのだけど、この漫画は話の筋や戦うシーンはぜんぜんつまらんけどキャラがすごい。まず主人公のお父さんがすごい。地上最強の男で首相官邸に単身素手で殴りこんで体も法的にも無傷ででてきたり、地震を自分の拳で止めた気になったり。幼少のみぎり玩具をぜんぶ壊して「繋がったものやくっついたものが我慢できないんだー」といってその道を志した関節技の達人とか。とにかくもうキャラがすごい。主人公がいちばんカス。書き手の脳内で登場人物に個性のインパクト勝負させて負けたキャラはどんなに前フリ・伏線はっててもその後は登場なしいう感じ。最強の喧嘩やくざの人は作者に気に入られてるんだろな。
そんで、5時間にも渡る刃牙読書で判ったことは「ソファーは楽でいいわ」ということなので今度買う。